培養検査の結果次第で嫌気性培養加算や

細菌薬剤感受性検査が算定できる!

 

 

検査結果が出てから実施の有無がわかる、嫌気性培養加算

や細菌薬剤感受性検査の算定を漏らしてはいませんか?

 

 

― 嫌気性培養加算は、なぜ漏れやすいの? ―

 

それは、検査結果が出ないと この検査を実施したかどうか

わからない からです。

 

 

どういうことかと言うと、この加算の場合、

 

通常、細菌培養同定検査の指示が出ると、検査を実施

   

増菌培養を行い、嫌気性菌が含まれている可能性が高いと思われるときに

   

嫌気性培養を行います

 

そのため、

細菌培養同定検査の指示を出した時点では、嫌気性培養を

行うかどうかわからなため、算定することができません

 

後日 検査結果が出てから実施したことがわかり算定するこ

ととなるため、この加算が漏れてしまうのです。

 

 

― 嫌気性培養は、どのような場合に行われるの? ―

 

■ 通常の一般培養検査を行ったときに、菌の増殖はみられ

いが、菌の存在は推定できる場合 あるいは 菌種が特定

ない場合

 

■ 一般的に嫌気性菌が含まれている可能性が高い検体の

場合

 

このような場合に 嫌気性培養検査が行われます。

 

 

― 細菌薬剤感受性検査は、なぜ漏れやすいの? ―

 

この検査についても、検査結果が出ないと実施したかどう

か わかりません。

 

通常、細菌培養同定検査の指示が出て、検査を実施し

   

培養検査の結果、菌が出現すると、続けて感受性検査が行われます

(菌が出なければ感受性検査は行われません)

 

そのため、この検査についても、嫌気性培養加算の算定と

同じように、細菌培養同定検査の指示を出した時点では、

薬剤感受性検査を行うかどうかわからなため、算定するこ

とができません。

 

後日 検査結果が出てから実施したことがわかり、菌種分の

点数を算定することとなるため、この算定が漏れてしまう

のです。

 

 

―細菌薬剤感受性検査はどのような場合に行われるの?―

 

■ 薬剤感受性検査は、分離培養された細菌に対する薬剤の

菌力を調べるもので、抗菌剤の選択、用量を決めるとき

行われます。また、耐性菌かどうかを判別するためにも

れます。

 

 

― まとめ ―

 

結局、嫌気性培養加算や薬剤感受性検査の算定が漏れるの

は、培養検査の指示を出した時点で算定することができず

後日 検査結果が出てからの算定となるため、これらの点数

の算定が漏れてしまうのですね。

 

これらの点数の算定漏れをなくすためには、

培養検査の結果報告書を確認し、実施されているのを確認

した時点で、きちんと算定をするということですね。

 

 

≪ 注意点 ≫

・月末に培養検査を実施して、翌月のレセプト提出後に検

査結果が出て、嫌気性培養や薬剤感受性検査を実施してい

ることがわかった場合、翌月のレセプトで請求することに

なります。

 

・翌月外来受診がなければ、再診料の算定がないため、レ

セプトの実日数は「0日」とします。レセプトの摘要欄に

は、前月「○月○日依頼分」と「細菌培養同定検査を行っ

旨」をます。

 

・レセプトの審査基準というのは、審査機関ごとに基準が

あったり、重点チェック項目があったり、ある日突然チェ

ックが強化されたりすることがあるので、返戻・査定には

いつも目を光らせてくださいね。 

 

 

 

医事マスターは、

漏れのないレセプト請求に取組んでいる方を応援します!

 

 

 

* 早見表: [医科] 診療報酬点数早見表 2018年4月改定版 

 嫌気性培養加算と細菌薬剤感受性検査について  419~420ページ 参照

 

 

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