これから働くなら在宅医療のところがいい?

 

 

最近の医業界は、在宅医療が増える傾向にあります。

その背後には、入院ベットの数を減らして、在宅医療を増や

そうとする国の考えがありますね。

 

入院患者さんが減れば、病棟担当の医療事務の数は少なくな

りますし、外来診療にしても、高齢患者さんが増えて通院で

きなくなる方が増えれば、外来担当の医療事務の数も少なく

なりますね。

 

そう考えると、在宅医療に力を入れているクリニックや病院

で働くのがいいといえるかもしれませんね。

 

 

 

外来診療と在宅医療の違い

 

在宅医療を受ける患者さんというのは、通院することができ

ません。そのため、医療事務が患者さんに直に接することは

なくなります。

 

医療事務が訪問診療に同行するケースはほとんどないので、

在宅医療の場合には、外来診療と違い、患者さんの姿を見る

ことなく会計の入力をすることになりますね。

 

そのため、いろんな想像力を働かせて会計入力をすることが

必要になるのですね。

 

かといって、点数本に書いてある文章を読めば理解できるも

のでもありませんね。なので、患者さんの診療内容がわから

ないときは、訪問に行っている先生や看護師さんに内容を

聞くこと必要になりますね。

 

私の場合、訪問診療に同行した経験があるので、在宅患者さ

んがどのような状況なのか 想像することができます。

だから、私の記事を読めば、「患者さんはこんな状況の中に

いるのか」ということがわかるのではないかと思いますよ。

 

 

 

在宅医療をしているクリニックの特徴

 

在宅医療専門のクリニック

 

このタイプは、在宅医療に特化していて、数百人から数千人

の在宅患者さんを診ています。

 

これだけ在宅患者さんが多いと、1人1人の患者さんがどん

な状態なんだろうなどと考えて会計入力している余裕はあり

ませんね。

 

・患者さんやご家族、介護サービスを提供している担当の方

 と電話でやり取りすることが多い。

・外来よりも医療費負担が増えることから、負担を軽減する

 制度の案内をすることが多い。

・ややこしい内容の会計入力が多い。

 

 

外来診療の合間に在宅医療をしているクリニック

 

院長先生が外来診療の合間に在宅医療をやっていて、数人か

ら数十人程度の在宅患者さんを診ています。

 

院長先生が1人でやっていることが多いため、24時間体制が

十分にできてなく、在支診の届けもしてなく在宅管理料の算

定をしてないかもしれません。

 

このタイプのクリニックでは、複雑な医療処置をすることは

少なく、会計入力も比較的簡単な内容かもしれませんね。

 

でも段々に、在宅医療に力を入れるようになるかもしれない

ので、きちんと理解しておいた方がよいですね。

 

 

 

まとめ

 

これからは在宅医療を受ける患者さんがもっと増えていくこ

とになります。だから、医療事務の仕事に就こうとしている

人は特に、在宅医療のことも知っておかないといけないです

ね。

 

とはいっても、眼科や皮膚科、耳鼻咽喉科、整形外科など専

門科外来だけのところでは、在宅医療に関わることはないか

もしれません。

 

ですが、最近は、在宅医療を受けている患者さんから、眼科

先生にも診てほしいとか、皮膚科の先生にも診てほしいと

か、耳鼻咽喉科の先生にも診てほしいといった要望が増えて

いるので、在宅患者さんを総合的に診ている先生1人だけで

は、対応しきれないケースが増えてきていますね。

 

2018年の改定では、主治医以外の専門科の先生も訪問診療料

の算定ができるようになり、専門科先生の訪問診療もできる

ようになりました。また、かかりつけの患者さんが訪問診療

になった場合について、診療の継続を評価する点数も新しく

設けられました。このことからも、専門科の在宅医療も増え

ていくのではないかと思われます。

 

在宅医療が増えるほど、想像力を働かせて医療事務の仕事を

することができないといけなくなるのですね。

 

 

 

≪ 医療事務が在宅医療の対応をする時のコツ ≫

 

・患者さんは寝たきりなのか、歩けるのかを把握する

・患者さんは食べれるのか、経管栄養なのか、点滴なのかを

 把握する

・患者さんは自宅にいるのか高齢者施設に入居しているのか

 を把握する

・患者さんには誰が関わっているのか、家族なのか・施設の

 担当者なのかを把握し、その方に応じた対応をする

・患者さんの状態でわからないことは、思いきって訪問して

 いる先生や看護師さんに聞くようにする。話しを聞くこと

 で、何か算定できることに気づくかもしれませんから。

・点数本をよく読んでおき、在宅医療のことを理解しておく

 

以上のことを意識すれば、在宅医療の対応がしやすくなりま

すよ。

 

 

 

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