ケアマネジャーさんとの人間関係

 

 

ケアマネジャーさんって何をする人?

 

年をとってくると、だんだんに身体が衰えてきますよね。

衰えてくると、誰かの助けが必要になりますね。

 

そうした方々が介護保険を使って、必要なサービスや介護予

防の支援を受けるためのケアプランを作るのがケアマネジャ

ーの仕事になります。

 

それともう1つは、利用者さんと介護サービス提供者の間に

入って調整をする仕事です。

 

この介護サービスの調整をしているときに、患者さんやご家

族さんから「足腰が動かなくなって病院には通えないのよ。

自宅の階段を登り降りできないし。もう、病院には通えない

わよ。」などと言われることがあるのですね。

 

そんなときに、訪問診療をしている先生のところに依頼をし

て来る訳です。

 

こんな感じで、介護サービスを受けている方を在宅医療につ

なぐのもケアマネさんになるのですね

 

 

 

医療事務は仲介役

 

ケアマネさんから先生のところに訪問診療の依頼の電話があ

ったときに、中継するのが医療事務だったりしますね。この

ときに、ケアマネさんと医療事務が接することになります。

 

診察で忙しい院長先生の負担を減らすためにも、医療事務の

人が この流れを理解してきちんと伝達できるようになると

よいですね。もしかしたら、院長先生はそれを望んでいるか

もしれませんから。

 

ケアマネさんというのは、患者さんやご家族さんにとって身

近な存在になっています。そのため、先生に対する要望や苦

情を聞いていたりします。

 

とは言っても、介護面については専門だと思うのですが、医

療面についてはあまり詳しくありません。だから、医療事務

がケアマネさんと先生の間に入って仲介する必要があるので

すね。

 

 

 

「居宅療養管理指導書」とケアマネさん

 

訪問診療をしている患者さんの場合、「居宅療養管理指導

書」を交付することになりますね。

 

居宅療養管理指導というのは、「医師が、患者さんの心身の

状況や置かれている環境などを把握し、患者さんが持ってい

る能力に応じて自立した日常生活ができるよう、療養上の管

理・指導・助言などを行い、利用者の療養生活の向上を図る

もの」です。

 

この「居宅療養管理指導書」は、

・居宅介護支援事業者(ケアマネさん)に対する、居宅サー

ビス計画(ケアプラン)作成などに必要な情報提供や、

・利用者さんやご家族さんに対する、居宅サービスを利用す

る時の留意点、介護方法などについて記入するものとなって

います。

 

そして、医療事務は「居宅療養管理指導費」を算定し、介護

保険で請求をすることになります。

 

このように「居宅療養管理指導書」を通じて、ケアマネさん

と やり取りをすることになるのですね。

 

 

 

ケアマネさんとヘルパーさんの違い

 

ケアマネさんとヘルパーさんの違いがわかりますか?

 

高齢患者さんが受診でみえたときに、「家族では なさそうな

人が付き添っている」ということがありますよね? 

 

その付き添っている人が、ケアマネさんだったり ヘルパーさ

んだったりします。

 

でも、もしかしたら、ケアマネさんとヘルパーさんの区別が

つかない という受付の人もいるのではないでしょうか?

 

ザックリな説明をすると、

きちんと自分のことを名乗ることができて名刺を持っている

ような人はケアマネさんで、ただ単に患者さんに付き添って

いて「付き添って行って と言われたから付き添っているだけ

です」というような人はヘルパーさんのことが多いですね。

 

ケアマネさんとヘルパーさんは役割が違うので、訪問診療に

力を入れているクリニックの受付の人は特に、この違いを知

っておいてくださいね。

 

 

 

まとめ

 

高齢患者さんが多いクリニックや訪問診療に力を入れている

クリニックでは特に、ケアマネさんのことをよく理解してお

かないといけません。

 

ケアマネさんは、介護と医療を結ぶキーメーカー(カギにな

る人)ですから。

 

それと、先生が交付する「居宅療養管理指導書」のこともよ

く理解しておいてくださいね。この指導書を使って、ケアマ

ネさんがケアプランを作るときの情報提供をしたり、患者さ

が居宅サービスを利用するときの留意点や介護方法などを

えることになるからです。

 

たとえば、「最近血圧が高めだから注意してくださいとか、

血糖値の下がり過ぎに注意してください」といった感じで、

患者さんの対応のしかたを「居宅療養管理指導書」に記入

し、ケアマネさんを介して介護者の方に伝えることになるの

すね。

 

こんな風にケアマネさんが、医師と患者さん、介護者と患者

さんの間に入って いろいろ調整しているのですね。

 

 

 

≪ ケアマネさんと上手にやり取りをするコツ ≫

 

医師とケアマネさんの間に入ってやり取りするのが医療事務

になることが多いです。そんなときに、ケアマネさんの思い

を酌んでうまく接することが必要です。

 

どういうことかと言うと、

ケアマネさんというのは、医師や看護師、医療事務が当たり

前に考える医療のことを知らない方が多いからです。

 

医療の感覚をわきまえないでやり取りをすることがあるため、

たまに医師から怒られてしまうことがあるのですね。

 

そのため、

“医師は怖い“ とか ”医師は話しにくい“ とか ”医師と接するの

は敷居が高い“ などと感じている方が多いのです。

 

実際、「ケアマネはこんなことも知らないの!」と医師や看

護師が言っているのを聞くことがあります。

 

確かにそうかもしれないのですが、医療事務がケアマネさん

に接するときには、”ケアマネさんがわかっていない部分を

フォローする形で接する” ことが必要ですね。

 

そうすることが、ケアマネさんとうまくやり取りをするコツ

すね。

 

そこに医療事務の存在価値があるのですから。

 

 

 

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