医事マスター

 

お金の請求をすることが仕事の医療事務、
そのお金にまつわる 知っておきたい 3つのこと

 

最近、大きな病院では自動精算機が設置され、レジで お金 のやり取りをしないところが増えています。

とは言っても、小さな病院やクリニックでは、レジで精算をしているところがほとんどではないでしょうか?

 

医院・病院のお金の流れ

お金の流れ

 

患者さんは診療を受けると、レジで自己負担分のお金を支払います。また、レセプト請求をすることで、自己負担以外のお金を保険者から医院・病院に支払われます。

患者さんや保険者から支払われたお金で医院や病院が運営され、スタッフには給料が支払われます。

つまり お金 は、医療提供の報酬や仕事の対価として支払う時に必要となるもので、患者さん、保険者、医院・病院、院長先生、スタッフ. . . 
すべての人にとって 欠かせない大切なものです。

この大切な お金 のやりとりに関わる医療事務 であるにも関わらず、けっこう無造作に お金 を扱っては いないでしょうか?

 

 

1. お金は人気者のところに集まる

「人気者のところに人やお金が集まる」と言われることがあります。

自分を満足させてくれる人、自分の不安を取り除いてくれる人のところに人が集まり、お金が集まる というのは頷けます。人気の先生のところには患者さんが集まり、スタッフが集まるのですね。

医療というのは形のないサービスです。形のないサービスを受けるために、患者さんが何度も来院してくるのは、先生の人気あってのことだと思います。人気の先生のところには大勢の患者さんが集まってくるわけですが、いくら手際の良い先生であっても、一人で診れる数には限界があります。より多くの患者さんを診るとなると、周りにいるスタッフのサポートが必要となります。

先生の不足しているところ、先生がやらなくてもできるところはスタッフがカバーをする。先生がレジでお金を預かったり、レセプト請求をすることはないのですから、医療事務が行うこととなります。周りにいるスタッフが、患者さんの満足・納得を得られる対応ができるかどうかで、先生の人気に影響してしまうのですね。

 

 

2. 人もお金も自分を好いてくれる人が好き

人(相手)のことが嫌いだと、人(相手)に自分を好きになってもらうことは難しいですし、人やお金に対してマイナスなイメージ、ネガティブなイメージを持っていると、人やお金は自分から離れていってしまいます。自分がどの立場にいるとしても、ポイントとなるのは やはり人との関わりなのです。

もちろん、受付ができるようになるとか、会計ができるようになるとか、レセプトができるようになるとか、仕事ができるようになることは必要です。でも、次のレベルにステップアップをしようとするときには、自分自身が人から好かれることが必要になるのです。

いつもグチグチ文句を言ったり、愚痴ばっかり言っていると、なかなか周りの人は自分を認めてくれないし、いっしょに働いている人たちの頑張ろうという意欲を削いでしまい、雰囲気も悪くしてしまいます。

人に好かれたいと思うのなら、人と良い関係を築きたいと思うのなら、まず自分が、日頃から人に親切にしたり、人に役立つことをしておくことです。いつも必ずそうしていることで、そのことが後でプラスに返ってくる。そういうことをしていることで、結果がついてくる。このような行動は人から好かれ、人との関係を良くするコツなのです。結局、自分に良くしてくれる人、自分を好いてくれる人のことを、人もお金も好きなのですね。

 

 

3. 人もお金も好きになれないなら 

お金が嫌いという人はあまりいないと思うのですが、
無意識の中で、お金のことを嫌いとか、お金は汚いものとか、金持ちは悪いことしてるとか 思っている人はいるのではないでしょうか?

折角お金を受け取っても、お金が自分から離れていってしまうというように. . .

お金が嫌いとか 人が嫌い と思っている人は、どこに原因があるのでしょう。

 

エリック バーン の人生脚本

精神科医の エリック バーン 博士は、人生脚本という心理学理論のなかで、
人は7歳までの家庭環境、父・母の考え方・価値観を植え込まれ、そこがその人のベースになっているとしています。
7歳までに ほとんどの人が人生のシナリオを無意識に書いてしまい、このシナリオ通りに人生を設計し、人生脚本の大部分は親から影響を受け、無意識にそれに従って行動するというのです。

たとえば、
親がサラリーマンなら、子もサラリーマンを、
親が学校の先生なら、子も学校の先生を、
親が看護師なら、子も看護師を、
めざす人が多い。

というように、父・母の価値観に基づいて人のベースができている。
ただし、3歳までに親が亡くなったり、離婚をしたり、単身赴任で別々に暮らしていたりすると状況は変わってくる。

ここで非常に大事なことは、どのような環境で育ったのかということが、その人の価値観に大きく影響してくるということです。

お金に対して悪いイメージ、マイナスなイメージを持っていたり、子供のときにお金に困ったりしたことがあると、その部分がトラウマとなってしまうのです。

 

人生脚本を書き換える 2つの方法

自然に形成される人生脚本を書き換えるのは、簡単なことではありません。
しかし、書き換えることはできるのです。

① 過去にフォーカスする方法
自分の過去で、何かトラウマになっている原因について、考えられる問題を 1つずつ消していき、脚本を書き換える というもの。

② 未来にフォーカスする方法
なりたい自分にフォーカスする。なりたい自分にイメージを変え、気づいたらそうなっていたというように。過去のトラウマがなくなり、脚本が書き換わる というもの。

価値観は人生経験によって変わっていくので、過去のトラウマを1つずつ消していき、なりたい自分になるよう人生経験を変えていくのです。

 

 

まとめ

お金の請求をすることの多い医療事務。
医療事務が知っておきたい お金にまつわる 3つのことは、

1. お金は人気者のところに集まる
2. 人もお金も自分を好いてくれる人が好き
3. 人もお金も好きになれないなら
についてです。

意識しているかどうかに関係なく、人には人生脚本があります。仕事に行き詰まったり、人間関係で行き詰まったり、お金のことで困っていると感じているなら、自分の人生脚本はどんなものかを考えてみましょう。

脚本を書き換えるのは簡単なことではありませんが、過去のトラウマになっている原因を1つずつ消していき、なりたい自分になるよう人生経験を変えることで、改善することができるでしょう。